さて、すべてのソフトウェアがインストールされたので、やらなければならないことはいくつかの設定です。
Linux を使っている間に間違ったキーマップのロードされたキーボードを使うことほどイライラすることはありません。 しかし、標準的な US キーボードを使っているなら、変更しない限りは US キーマップがデフォルトですから、この節を飛ばしてください。
デフォルトのキーマップを変更するには、以下のコマンドを実行して /usr/share/kbd/keymaps/defkeymap.map.gz シンボリックリンクを作ります。
ln -s path/to/keymap /usr/share/kbd/keymaps/defkeymap.map.gz |
もちろん、path/to/keymap をお使いのキーボードのマップファイルのパスと名前に置き換えて下さい。たとえば、ドイツ語のキーボードを使用しているなら、i386/qwerty/nl.map.gz を使うことになります。
お使いのキーボードのレイアウトを設定するもう一つの方法は、キーマップをカーネルの中にコンパイルしてしまうことです。 つまり、メンテナンスモードとは、ブートスクリプトでお使いのキーマップが稼働しないセットアップのことですが、 このようなメンテナンスモードを( 'init=/bin/sh' をパスすることで)起動したときでも、キーボードはいつでも期待どおりに動くことを確実にします。
現在のデフォルトのキーマップをカーネルソースの中に適用するために以下のコマンドを実行します。新しいカーネルを解凍したときはいつもこのコマンドを繰り返す必要があります。
loadkeys -m /usr/share/kbd/keymaps/defkeymap.map.gz > \ /usr/src/linux-2.4.22/drivers/char/defkeymap.c |