推定構築時間: 0.7 SBU 推定必要ディスクスペース 26 MB |
Ncurses パッケージはキャラクターと端末を扱う、パネルとメニューを含むライブラリを提供します。
インストールされるプログラム: captoinfo (tic へのリンク), clear, infocmp, infotocap (tic へのリンク), reset (tset へのリンク), tack, tic, toe, tput 及び tset
インストールされるライブラリ: libcurses.[a,so] (libncurses.[a,so] へのリンク), libform.[a,so], libmenu.[a,so], libncurses++.a, libncurses.[a,so], libpanel.[a,so]
Ncurses は以下のパッケージに依存します: Bash, Binutils, Coreutils, Diffutils, Gawk, GCC, Glibc, Grep, Make, Sed.
二つのちょっとした事を修正します。
patch -Np1 -i ../ncurses-5.3-etip-2.patch patch -Np1 -i ../ncurses-5.3-vsscanf.patch |
一つ目のパッチは etip.h ヘッダファイルを正し、二つ目のパッチは好ましくないヘッダの使用に対して出されるいくつかのコンパイラの警告を妨げます。
さてそれではコンパイルのために Ncurses を準備します。
./configure --prefix=/tools --with-shared \ --without-debug --without-ada --enable-overwrite |
コンフィグオプションの意味
--without-ada: このオプションは、たとえホストに Ada コンパイラがインストールされていても、Ada バインディングを構築しないよう Ncurses に伝えます。 chroot 環境では Ada はもはや利用できなくなるので、これを行わなければいけません。
--enable-overwrite: これは他のパッケージが Ncurses ヘッダをうまく見つけられるように、Ncurses にそのヘッダファイルを /tools/include/ncurses ではなく /tools/include へインストールすることを伝えます。
プログラムとライブラリをコンパイルします。
make |
それからパッケージとその文章をインストールします。
make install |